インプラント失敗の原因とは?失敗確率や後悔しないための方法を紹介

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「インプラント失敗の原因は?」「インプラントが失敗する確率は?」「インプラント治療後に後悔したくない」と思っていませんか?
インプラントは満足度の高い治療法ですが、自由診療で保険が適用されないため高額でもあり、治療への期待と失敗への不安が入り混じっているのではないでしょうか。
本記事では、「インプラント失敗の原因や失敗確率、後悔しないための方法」を紹介します。失敗しないための歯科医院を選ぶポイントまで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

インプラントでよくある9つの失敗とその原因

インプラントでよくある9つの失敗は、以下のとおりです。

  • インプラント周囲炎になった
  • インプラントが適切な位置に埋入されていなかった
  • 骨の質や量が不足していた
  • 見た目が悪くなった
  • 嚙み合わせの調整が適切ではなかった
  • 人工歯が破損した
  • 治療に悪影響をおよぼす生活習慣をしていた
  • 金属アレルギーを発症した

それぞれの原因について解説します。

インプラント周囲炎になった

インプラント周囲炎は、インプラント周囲の組織が炎症を起こす病状です。疾患は、細菌感染によって引き起こされ、ひどい場合にはインプラントの脱落を招く場合もあります。
インプラント周囲炎になる主な原因は、以下のとおりです。

  • 不適切な口腔ケアをしていた
  • インプラントが不適切な箇所に設置されていた
  • 虫歯・歯周病がある
  • 喫煙の習慣がある
  • 糖尿病などの持病がある
  • 歯ぎしりや食いしばりなどの習慣がある

たとえば、喫煙は血流を悪化させ、インプラント治療の結果に悪影響を与えます。
適切なメンテナンスがおこなわれないとインプラント周囲炎が進行しやすくなります。そのため、定期的な歯科医院でのプロフェッショナルケアと、ブラッシングやフロスによる日常的な口腔ケアが重要です。

インプラントが適切な位置に埋入されていなかった

インプラントが適切な位置に埋入されていないと、骨との結合が得られず、安定性に欠ける場合があります。インプラントが顎の骨を貫通したり、神経に触れたりする原因にもなります。
口腔状態は個人に合わせて違いがあるため、精密検査による適切な評価と、手術時のインプラント体埋入位置の決定には細心の注意が払われなければなりません。

骨の質や量が不足していた

インプラント治療には、十分な骨の質と量が必要です。顎の骨が不足していると、インプラントがしっかりと固定されず、脱落のリスクが高まります。
また、高齢者や骨粗しょう症を抱えている人は注意が必要です。骨造成手術など、追加の治療が必要になる場合があります。

見た目が悪くなった

インプラントの見た目は、治療後の審美性に直接的な影響を与えます。
前歯のインプラント治療の場合、周囲の天然歯と形や色が合わないと、見た目が悪くなりやすいです。この失敗は、歯科医師によるデザイン選定や、素材の選択スキルが不足していた場合に発生します。必要に応じて、再治療をおこなう場合も出てくるでしょう。

嚙み合わせの調整が適切ではなかった

噛み合わせの調整が不十分な場合、特定の歯に過度な負担がかかります。噛み合わせのずれが長期間続くと、痛みや不快感を引き起こしかねません。
インプラントや周囲の健康な歯に悪影響を与え、インプラントの破損や脱落のリスクがあります。

人工歯が破損した

インプラントの人工歯は、強い衝撃や硬い食物を噛むことで破損するケースがあります。噛み合わせの問題や歯ぎしりが原因となり、破損のリスクが高まります。
人工歯は通常の歯に比べて耐久性はありますが、メンテナンス不足や不適切な咬合調整があるとダメージを受けやすいため、定期的なメンテナンスや噛み合わせの確認が重要なポイントです。

インプラント体と顎骨がうまく結合しなかった

栄養不良やストレスも、体の回復に影響を与えます。インプラント体に使われるチタンと顎の骨の結合(オッセオインテグレーション)の成功を妨げる原因になるため、健康な生活習慣への改善が必要です。

金属アレルギーを発症した

インプラントに使用されるチタンは、アレルギーを引き起こしにくい金属です。しかし、まれに金属アレルギーを発症する場合もあります。
金属アレルギーがある場合は、歯科医師との相談が必須です。埋め込まれた周囲に腫れや炎症が見られるケースもあるため、症状が出た場合は早急な対処が求められます。

インプラント治療が失敗する確率

インプラント治療が失敗する確率は一般的に「5%未満」であり、成功率も「90%以上」と言われています。また、手術後のインプラントの10年後の持続率は「約98%」です。
ただし、インプラント治療における失敗の定義は、患者の健康状態や治療内容によって異なります。
引用:20年以上経過したインプラント患者のアンケート調査

インプラント治療ができないケースもある

インプラント治療ができないケースは、以下のとおりです。

  • 顎の骨の成長が止まっていない
  • 骨が不足している
  • 虫歯や歯周病がある
  • 糖尿病がある
  • 持病がある
  • 手術に対する精神的な強い不安がある

上記に該当する場合は、事前に歯科医師へ相談のうえで治療方法を検討しましょう。
関連記事:奥歯のインプラント治療ができないといわれる理由とは?

インプラントで後悔しないための対策

インプラントで後悔しないための対策は、以下のとおりです。

  • 事前のカウンセリングをしっかり受ける
  • 治療のリスクとデメリットを理解しておく
  • 定期的なケアとメンテナンスをおこなう
  • 自分に合った治療計画を立てる
  • セカンドオピニオンを活用する

インプラント治療はリスクやデメリットもあるため、歯科医院を受診して十分な説明を受け、疑問や不安を解消するのが重要です。
関連記事:インプラント治療でよくある後悔とは?後悔しないための対策も解説

インプラントで失敗しないための歯科医院を選ぶポイント

インプラントで失敗しないための歯科医院を選ぶポイントは、以下の9つです。

  • 学会認定資格を持った医師が在籍しているか
  • 医師の実績や症例数が多いか
  • 最新設備や機器が充実しているか
  • 衛生管理が徹底されているか
  • 患者の口コミや評価を確認するか
  • 治療費が明確か
  • アフターケアや保証制度が充実しているか
  • 丁寧なカウンセリングが受けられるか
  • 立地や診療時間が自分に合っているか

ひとつずつ解説します。

学会認定資格を持った医師が在籍しているか

学会認定資格を持つ医師は、専門知識や技術を有していることを示します。たとえば、日本口腔インプラント学会や国際口腔インプラント学会による認定医は信頼性が高いです。
インプラント治療の安全性と成功率を高めるため、医師の資格を確認してみると良いでしょう。

医師の実績や症例数が多いか

インプラント治療の実績や症例数の多い医師は、トラブルへの対応を含めて経験が豊富です。医師の信頼性を示す重要な指標となるため、難易度の高い手術や特殊なケースに対する経験もある医師を選ぶことをおすすめします。
歯科医院の公式サイトやSNSの口コミなどで、過去の実績を確認してみてください。

最新設備や機器が充実しているか

インプラント治療は高度な技術が必要となるため、最新の設備が整っている歯科医院を選ぶと良いです。たとえば、3DCTスキャンや口腔内スキャナーなどの精密機器があると、より正確な検査・治療ができます。
また、充実した設備や機器があると、心理面でもより安心感をもたらしてくれます。

衛生管理が徹底されているか

インプラント治療における感染症リスクを防ぐために、衛生管理が徹底されている歯科医院を選ぶのが重要です。手術室や器具の消毒、歯科医院内の清掃など、徹底した感染対策は不可欠です。
インプラント治療失敗のリスクを少しでも下げるために、歯科医院の衛生管理に関する方針や衛生管理状況をチェックしておきましょう。

患者の口コミや評価は高いか

インプラント治療を受けるか決める前に、歯科医院の口コミや評価が高いかを確認しておきましょう。信頼できる歯科医院は、患者から良好な口コミや評価を受けているケースが多いです。
特に、インプラント治療を受けたほかの患者からの評価が高いかを確認しておくのがおすすめです。

治療費が明確か

インプラントの治療費が明確かどうかも、歯科医院を選択する際の重要な基準です。ある程度の予算を把握するためにも、治療に関するすべての費用が明確に示されている歯科医院を選ぶと良いでしょう。
もし治療費が不明瞭な場合、治療後に予想外の追加費用が発生することも考えられます。治療内容と費用について、事前に詳細な説明を受けましょう。

アフターケアや保証制度が充実しているか

充実したアフターケアや保証制度がある歯科医院は、長期的なインプラントの成功率を高めます。インプラント治療後は定期的なメンテナンスが必要となるため、サポートする体制が整っている歯科医院を選ぶことが重要です。
また、保証制度があると、万が一のトラブルが発生した際も安心です。治療契約時に保証内容をしっかり確認しておきましょう。

丁寧なカウンセリングが受けられるか

信頼できる歯科医師は、カウンセリングの段階で治療の流れやリスクについて丁寧に説明し、患者が抱く疑問に真摯に向き合います。
カウンセリングの際に自身の意向や状態をしっかりと伝え、納得のいく治療計画を立てるのが大切です。また、良好なコミュニケーションを築ける歯科医院であれば、より安心して治療を受けられます。

立地や診療時間が自分に合っているか

インプラント治療後は通院が必要となるため、通いやすい立地にある歯科医院がおすすめです。自宅や職場からアクセスしやすい場所に歯科医院があると、通院の負担を軽減できます。
さらに、診療時間が自分のライフスタイルと合っていることも大切です。スケジュールを調整しやすくなり、治療が続けやすくなります。

まとめ

インプラント失敗の原因には、インプラント周囲炎のような感染症や自身の健康状態、歯科医師の技術などさまざまな要因があります。
ただし、最適な治療計画は個人ごとに異なるため、歯科医師と十分に相談して検討するのがおすすめです。
当院では、経験豊富な医師によってインプラント治療をおこなっております。インプラントをご検討中の方は、イオン直結のおくだデンタルクリニック港南台へお気軽にご相談ください。 港南台バーズ、ロピアにお越しの際もぜひお立ち寄りください。

この記事の監修者

本院院長 奥田 健太郎

略歴

2002年 日本歯科大学卒業
2002年 歯科医師免許取得
2003年 医療法人京和会梅田歯科 勤務
2005年 医療法人武内歯科医院 勤務
2009年 おくだデンタルクリニック開院 院長就任
2010年 九州大学大学院 博士号(歯学博士) 取得
2010年 九州大学大学院 歯学府 卒業
2011年 医療法人社団 健光会 設立
現在に至る

所属学会

アメリカインプラント学会
日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
AAIDアメリカインプラント口腔学会
日本顎咬合学会